過去の研修・セミナー

2021年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
双極性障害を呈するいくつかの事例を通して― 講師 馬場 禮子先生

当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修に加えて、毎年夏と冬(年2回)には馬場禮子先生を講師として「公開セミナー」を行っています。新型コロナウイルスの収束が見通せない状況の中ですが、オンラインでの参加を併用して今年度第2回目を引き続き開催いたします。(毎年冬の会では中村留貴子先生も講師にお招きして治療との照合を行ってきたのですが、オンライン研修では詳細な治療過程を扱うことが難しく今年も断念せざるを得ないと判断しました。)
 ロールシャッハ法は、その構造的な特性から心的な葛藤や退行をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法の中核をなすものとなります。公開セミナーでは、2017年に神経症/BPO/精神病水準の病理とそのあらわれについての系統講義を行い (馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社 第7章をご覧ください)、その後はできるだけ数多くの事例を取り上げることで力動的解釈を直接馬場先生から学んでいく機会としました。
 今回は、気分障害、その中でも双極性障害を呈する複数の事例を取り上げます。各事例の量的分析と継起分析を丁寧に進めながら力動的解釈を行い、さらにそれぞれの特徴を比較検討し、ロールシャッハで双極性の問題がどのようにあらわれるのか、そして各事例の病理の特徴について理解を深めていきます。

(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
    ・双極性障害を呈する複数の事例の力動的解釈
                   (量的分析/継起分析/まとめ)
    ・まとめと質疑応答(ロールシャッハでの性の問題のあらわれなど)
日時2022年2月6日(日)10時00分~16時30分
定員120名(会場30名、Zoomによるオンライン参加90名)
 定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料11,000円(税込)
※2021年度ロールシャッハセミナー(通年)への参加者は5,500円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)(Zoomによるオンライン参加が可能です)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
パラフィリアなど性に関する問題を示すいくつかの事例を通して― 講師 馬場 禮子先生

当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修に加えて、毎年夏と冬(年2回)には馬場禮子先生を講師として「公開セミナー」を行っています。新型コロナウイルスの収束が見通せない状況の中で、2021年度も引き続きオンラインでの参加を取り入れて開催いたします。
 ロールシャッハ法は、その構造的な特性から心的な葛藤や退行をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法の中核をなすものとなります。公開セミナーでは、2017年に神経症/BPO/精神病水準の病理とそのあらわれについての系統講義(馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社 第7章をご覧ください)を行い、その後はできるだけ数多くの事例を取り上げることで力動的解釈を直接馬場先生から学んでいく機会としました。
 今回は、パラフィリアなど性に関する問題を示す複数の事例を取り上げます。各事例の量的分析と継起分析を丁寧に進めながら力動的解釈を行い、さらにそれぞれの特徴を比較検討し、ロールシャッハで性の問題がどのようにあらわれるのか、そして各事例の病理の特徴について理解を深めていきます。

(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
    ・パラフィリアなど性に関する問題を示す複数の事例の力動的解釈
                (量的分析/継起分析/まとめ)
    ・まとめと質疑応答(ロールシャッハでの性の問題のあらわれなど)
日時2021年7月11日(日)10時00分~16時30分
定員120名(会場30名、Zoomによるオンライン参加90名)
 定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料11,000円(税込)
※2021年度ロールシャッハセミナー(通年)への参加者は5,500円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)(Zoomによるオンライン参加が可能です)
申込み
定員のため募集を締切りました。

2020年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
―解離性同一性障害を中心に関連する事例との比較を通して― 講師 馬場 禮子先生

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修に加えて、年2回夏と冬に「公開セミナー」を行っています。
 今年はコロナ禍のためオンラインでの参加を取り入れて開催を継続していますが、例年冬の公開セミナーで中村留貴子先生に講師をお願いしている「面接過程の検討と照合」については守秘性の問題で断念せざるを得なくなりました。そのため、今年度は夏に引き続き冬も馬場先生お一人に講師をお願いして「公開セミナー」を開催いたします。
 ロールシャッハ法は、その構造的な特性から心的な葛藤や退行をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法の中核をなすものとなります。公開セミナーでは、2017年に神経症/BPO/精神病水準の病理とそのあらわれについての系統講義(馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社 第7章をご覧ください)を行い、その後はできるだけ数多くの事例を取り上げることで力動的解釈を直接馬場先生から学んでいく機会としました。
 今回は、解離性同一性障害を中心に関連する事例を取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めながら各事例の力動的解釈を行います。さらに、各事例を比較検討し、解離性同一性障害と他の事例にあらわれる病理の特徴について理解を深めていきます。

(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
           ・解離性同一性障害を中心に関連する事例の力動的解釈(量的分析/継起分析/まとめ)
           ・まとめと質疑応答(解離性同一性障害とその他事例との比較検討など
日時2021年2月7日(日)10時00分~16時30分
定員120名(会場30名、Zoomによるオンライン参加90名)
 定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料11,000円(税込)
※2020年度ロールシャッハセミナー(通年)への参加者は5,500円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)(Zoomによるオンライン参加が可能です)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
唐突な行動化や状態の変化を示す複数の事例を通して予後を考える― 講師 馬場 禮子先生

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修に加えて、毎年夏には馬場禮子先生を、冬には馬場先生と中村留貴子先生のお二人を講師として「ロールシャッハ公開セミナー」を行なっています。2020年度も、下記の通り開催いたします。
 ロールシャッハ法は、その構造的な特性から心的働きの低下や葛藤をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる様々な自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法の中核をなすものとなります。夏の公開セミナーでは、2017年に神経症・境界性パーソナリティ構造・精神病水準の病理とそのあらわれについての系統講義(馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社 第7章をご覧ください)を行い、その後はできるだけ数多くの事例を取り上げることで力動的解釈を直接馬場先生から学んでいく機会としました。
 今回は、唐突な行動化や状態の変化を示す複数の事例を取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めながら各事例の力動的解釈を行います。さらに、それぞれの特徴を比較検討し、ロールシャッハで病状の経過などの予後をどこまで推測することが可能なのかについても理解を深めていきたいと考えています。

(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
           ・唐突な行動化や状態の変化を示す複数の事例の力動的解釈
                       (量的分析/継起分析/まとめ)
           ・まとめと質疑応答(病状の経過など予後について検討
日時2020年7月12日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料11,000円(税込)
※2020年度ロールシャッハセミナー(通年)への参加者は5,500円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)(Zoomによるオンライン参加が可能です)
申込み
定員のため募集を締切りました。

2019年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

「事例の力動的解釈:摂食障害の事例をどのように理解するか」

                   講 師:馬場禮子先生、中村留貴子先生

 当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修と、年2回夏と冬に「公開セミナー」を実施しています。毎年冬の公開セミナーでは、馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人を講師にお迎えして、馬場先生にはロールシャッハ法、中村先生には治療過程をそれぞれ担当いただき、一つの事例についての力動的な解釈と理解を検討し学んでいく研修会を開催しています。

 今回のテーマは「摂食障害の事例をどのように理解するか」です。摂食障害をテーマとして取り上げるのは2度目となりますが、その中核的な病理である自己愛的な問題だけでなく、スキゾイドや抑うつ、家族の問題など様々な病理の可能性が考えられます。そのため一人ひとりの心の問題に深く目を向け、それぞれの病理をきちんと把握することで適切な治療への見立てを見出すことが出来ます。
 当日は、摂食障害を呈する一事例を取り上げて、継起分析による力動的解釈を行い、その後に心理療法過程との照合を通して事例の理解を深めていきます。その中で、摂食障害の問題や病理をどのように捉えて理解していくのかについて学んでいきたいと思います
(午前の部)10:00~12:30
・継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
                 講 師 馬場 禮子先生
(午後の部) 1:45~ 4:30
・心理療法過程の検討    講 師   中村留貴子先生
・(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合を通して)
 「摂食障害の事例をどのように理解するか」について
日時2020年2月2日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2019年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC 千駄ヶ谷心理センター)
事例提供
池田 紀恵(銀座メンタルクリニック)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
―境界性パーソナリティ構造(BPO)を示すいくつかの事例を通して― 講師 馬場 禮子先生

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用をめざして、月1回通年での継続研修に加えて、毎年夏には馬場禮子先生を、冬には馬場先生と中村留貴子先生のお二人を講師として「ロールシャッハ公開セミナー」を行なっています。2019年度も、下記の通り開催いたします。

 ロールシャッハ法は、その構造的な特性から、心的働きの低下や葛藤をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる様々な自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法の中核をなすものとなります。夏の公開セミナーでは、昨年度からそれまでの系統講義(神経症・境界性パーソナリティ構造・精神病水準の病理とそのあらわれ)をもとに、できるだけ数多くの事例を取り上げることで力動的解釈を直接馬場先生から学んでいく機会としました。
 その中で今回は、BPOの特徴を示す複数の事例を取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めながら各事例の力動的解釈を行います。さらに、それぞれの特徴を比較検討し、ロールシャッハにあらわれるBPOの特徴(縦の分裂、横の分裂、非特異的な自我の弱さの3つのタイプ:詳細は馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社をご覧ください)についても理解を深めて行きたいと考えています。
(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
           ・境界性パーソナリティ構造(BPO)の特徴を示すいくつかの事例の力動的解釈
                          (量的分析/継起分析/まとめ)
           ・まとめと質疑応答(BPOの病理とあらわれについての検討など)
日時2019年7月7日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2019年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

2018年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

「事例の力動的解釈:中断した事例をどのように理解するか」
                   講 師:馬場禮子先生、中村留貴子先生

 当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年の継続研修「ロールシャッハセミナー」と、年2回夏と冬に「公開セミナー」を実施しています。

 今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして、「事例の力動的解釈:中断した事例をどのように理解するか」をテーマに開催いたします。日々の臨床の中で、うまくいかないケース、特に中断した事例を検討することは、治療者にとって痛みも伴いますが、そこから学ぶことは多く、心理臨床家としての成長につながります。その中で、転移・逆転移など治療者と患者の関係性について検討していくと、治療導入時に施行したロールシャッハにすでに多くの特徴が示唆されていることに気づくことがよくあります。その意味でも、力動的な心理査定をどのように治療に役立てていくのかは我われの課題でもあります。
 当日は、中断した一事例を取り上げて、継起分析による力動的解釈を行い、その後に心理療法過程との照合を通して事例の理解を深めていきます。その中で、そのケースの特徴や問題をどのように捉えて理解していくのかについて学んでいきたいと思います。
(午前の部)10:00~12:30
・継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
                 講 師 馬場 禮子先生
(午後の部) 1:45~ 4:30
・心理療法過程の検討    講 師   中村留貴子先生
・(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合を通して)
 「中断した事例をどのように理解するか」について
日時2019年2月3日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2018年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC 千駄ヶ谷心理センター)
事例提供
中田 香織(東京国際大学臨床心理センター、銀座メンタルクリニック)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
― 自己愛性の特徴を示すいくつかの事例を通して ― 講師:馬場禮子先生

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年での継続研修に加えて、毎年夏には馬場禮子先生を、冬には馬場先生と中村留貴子先生のお二人を講師にお招きし「ロールシャッハ公開セミナー」を行なっています。2018年度も、引き続き下記の通り開催します。

 ロールシャッハ法は、その検査の構造的な特性から、心的働きの低下や葛藤をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる様々な自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが馬場法(継起分析を中心とする力動的解釈)の中核をなすものとなります。昨年の夏まで、この研修会としては初めて馬場先生に、神経症と境界性人格構造(BPO)、さらに精神病水準の病態論(病理とそのあらわれ)の講義をしていただきました。(詳細は、馬場禮子編著「力動的心理査定」岩崎学術出版社をご覧ください。)そこで今年度からは、その病態論をもとに、できるだけ数多く事例を取り上げることで力動的解釈(馬場法)を直接馬場先生から学んでいく機会としたいと思います。
 その中で今回は、とくに自己愛性の特徴を示す複数の事例を取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めながら各事例の力動的解釈を行います。さらに、それぞれの特徴を比較検討し、日頃の疑問点も自由に質問しながら理解を深めて行きたいと考えています。
(午前の部)10:00~12:15 /(午後の部)1:30~ 4:30
           ・自己愛性の特徴を示すいくつかの事例の力動的解釈
                          (量的分析/継起分析/まとめ)
           ・まとめと質疑応答(自己愛性の病理と現れについての検討など)
日時2018年7月8日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2018年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

2017年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

「思春期・青年期の問題をどのように理解するか」
     講師 馬場 禮子先生、中村 留貴子先生

 当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年の継続研修と、年2回夏と冬に「公開セミナー」を実施しています。

 今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして、「思春期・青年期の問題をどのように理解するか」をテーマに開催いたします。思春期・青年期は、子どもから大人への過渡期であり、心身ともに不安定な時期です。それは第二次性徴に伴う身体の急激な成熟によって始まり、潜伏期に確立していた子どもとしての同一性のバランスに変化が起き、親から心理的に分離独立した大人としての個(自我同一性)を確立していくまでの長く困難な道のりとなります。この時期には、衝動性や引きこもりなど様々な感情的、行動的な問題が生じやすく、精神病の好発期でもあります。
 当日は、自己臭恐怖や幻聴を主訴として来院した思春期・青年期の一事例を取り上げて、継起分析による力動的解釈を行い、その後に心理療法過程との照合を通して事例の理解を深めていきます。その中で、思春期・青年期ケースの問題や病態をどのように捉えて理解していくのかについて学んでいきたいと思います。
(午前の部)10:00~12:30
・継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
                 講 師 馬場 禮子先生
(午後の部) 1:45~ 4:30
・心理療法過程の検討    講 師   中村留貴子先生
・(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合を通して)
 「思春期・青年期の問題をどのように理解するか」について

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2018年2月4日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2017年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC 千駄ヶ谷心理センター)
事例提供
伊藤 幸恵(心の杜・新宿クリニック、こども・思春期メンタルクリニック)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
― 病態論:精神病水準の病理とそのあらわれ ― 講師:馬場禮子先生

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年での継続研修に加えて、年2回夏と冬には馬場禮子先生を講師にお招きし「ロールシャッハ公開セミナー」を開催しています。

 ロールシャッハ法は、その検査の構造的な特性から、心的働きの低下や葛藤をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。検査にあらわれる様々な自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが力動的解釈の中核をなすものとなります。昨年の夏には、この研修会としては初めて馬場先生に、神経症と境界性人格構造(BPO)の病態論についての講義をしていただきました。今回の公開セミナーは、その病態論の締めくくりとして、「精神病水準の病理とそのあらわれ」をテーマに開催いたします。
 今年も馬場先生に病態論、精神病水準の病理とそのロールシャッハ現象についての講義をしていただきます。その後の事例検討では、精神病だけでなく、病理が重くても力動の読めるBPO水準の事例も取り上げて比較検討していきたいと思います。普段はあまり系統的に考える機会が少ない、精神病水準についての理解を深めていきたいと考えています。
(午前の部)10:00~12:00
「精神病水準の病理とあらわれ」
・講義
(午後の部) 1:15~ 4:30
・事例の力動的解釈(量的分析/継起分析)
    精神病水準のケース
    重いBPO水準のケースとの比較
・質疑応答とまとめ

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2017年7月9日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2017年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

2016年度

ロールシャッハ公開セミナー(その2)

行動化の力動的理解
― 破壊的な衝動行為をどのように理解していけるのか ― 講師:馬場禮子先生、中村留貴子先生

 当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年の継続研修と、年2回の「公開セミナー」を実施しています。
 今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして、「行動化の力動的理解」をテーマに開催いたします。主に言語を介して交流する心理療法において、葛藤がことばではなく行動で表現されることを行動化と呼びます。行動化には、転移における抵抗という側面だけでなく、患者の早期の対象関係を知る手がかりやコミュニケーションとしての適応的側面もあります。しかし、破壊的な行動化には、治療継続の危機や命の危険など治療を進めていく上での困難さが伴います。
 当日は、リストカットを繰り返す一事例を取り上げて、継起分析による力動的解釈を行い、その後に心理療法過程との照合を通して事例の理解を深めていきます。その中で、ロールシャ ッハ法を中心にしたテストバッテリーによって、破壊的な行動化をどこまで、そしてどのように理解することが可能なのか。さらに、その理解から心理療法への導入、治療におけるポイン トをどのように考えられるのかについて学んでいきたいと思います。

(午前の部)9:45~12:15
・継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
                 講 師 馬場 禮子先生
(午後の部) 1:30~ 4:30
・心理療法過程の検討         講 師 中村留貴子先生
・(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合を通して)
  破壊的な行動化の力動的理解と治療的対応について

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2017年2月5日(日)9時45分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2016年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC 千駄ヶ谷心理センター)
事例提供
荒井 淳 (聖マリアンナ医科大学病院)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
― 病態論:パーソナリティ(人格)の病理とそのあらわれ ―

 当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年での継続研修に加えて、年2 回夏と冬に馬場禮子先生を講師にお招きし「公開セミナー」を行っています。2016 年度の第一弾である夏の公開セミナーは、「病態論:パーソナリティ(人格)の病理とそのあらわれ」をテーマに開催いたします。
 ロールシャッハ法は、その検査の構造的な特性から、心的働きの低下や葛藤をもたらしやすく、精神病理がよく反映されると言われています。この内面での様々な自我の働きと、外界に適応する過程を読み取っていくことが力動的解釈の中核をなすものとなります。今回の研修会では、午前は健常から神経症(NPO)、午後には境界性人格構造(BPO)の水準について、まずは馬場先生にそれぞれの病態論(使われるメカニズムとそのロールシャッハ現象)の講義をしていただきます。その後、各病態一事例ずつを取り上げ、量的分析と継起分析による力動的解釈を行ない、パーソナリティ理解とその病理のロールシャッハへのあらわれについて具体的に検討し学んでいきます。また、病態論のまとめでは、より重い精神病水準の特徴についてもお話いただければと考えています。

(午前の部)9:45~12:15
・神経症(NPO)水準について
  講義、事例の力動的解釈(量的分析/継起分析)
(午後の部) 1:30~ 4:30
・境界性人格構造(BPO)水準について
  講義、事例の力動的解釈(量的分析/継起分析)
・「病態論:パーソナリティ(人格)の病理とそのあらわれ」
                  (質疑応答とまとめ)

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2016年7月3日(日)9時45分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,800円(税込)
※2016年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師
馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会
内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場
新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み
募集は締切りました

2015年度

ロールシャッハ公開セミナー(2015年度その2)

「身体症状(表現)性障害、ヒステリーの力動的理解」
             講師 馬場 禮子先生、中村 留貴子先生

 当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1 回通年の継続研修と、年2 回の「公開セミナー」を実施しています。
 今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして、「身体症状(表現)性障害の力動的理解」をテーマに開催いたします。身体症状性障害は、精神科だけではなく内科や外科において遭遇することが多く、各科で様々な対応が行なわれています。精神分析的にみると、ヒステリーや身体症状性障害は、その背景に心理的な葛藤があって、それを回避することで症状が形成されると考えます。そのため、自らの心の問題に取り組む心理療法には困難さが伴い、その導入には一人ひとりの心の問題に目を向け病理を把握することで、心の葛藤や傷に向き合う作業へと援助していくことが必要とされます。
 当日は、心因性疼痛を呈する一事例を取り上げて継起分析による力動的解釈を行い、その後、心理療法過程との照合を通して事例の理解を深めていきます。その中で、身体症状性障害、ヒステリーの問題や病理をどのように捉えて理解していくのか、さらに心理療法への導入や治療におけるポイントについて学んでいきたいと思います。

日時2016年2月14日(日)9時45分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料10,800円(税込)
※今年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)参加者は5,400円(税込)となります。
講師馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC千駄ヶ谷心理センター)
事例提供小林 陵(横浜市立大学附属病院)
司会内田 良一(かながわ臨床心理オフィス)
会場新宿ファーストウエスト3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ公開セミナー(2015年度その1)

継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ
― パーソナリティ理解、そして「所見をどのようにまとめ、仕上げていくか」―

当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、通年での継続研修と、毎年夏には馬場禮子先生を、冬には馬場先生と中村留貴子先生のお二人を講師にお招きして「公開セミナー」を行っています。2015年度も、引き続き下記の通り開催いたします。
ロールシャッハの力動的解釈法である「馬場法」は、Klopfer (1942)やShafer(1954)が提唱した継起分析(Sequence Analysis)を、本邦において馬場(1995)が体系化したものです。その手順としては、summary scoring tableをもとに量的分析を行ない、その後に10枚の刺激に対する自我の働きと適応の過程を読み取りながら継起分析を進めていきます。ここまでの分析ができるようになるためには、事例の積み重ねによる熟練が必要となります。
2015年度もこの研修会では、一つのケースを取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めながら、分析結果をひとまとまりのパーソナリティ理解にまとめ上げていく過程について、直接馬場先生から学んでいきます。特に、今回は「所見をどのようにまとめ、仕上げていくか」までをテーマにして、日頃の疑問点を自由に質問しながら理解を深めていきたいと思います。

日時2015年6月21日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料10,800円(税込)
※今年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)参加者は5,400円(税込)となります。
講師馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会内田 良一(かながわ臨床心理オフィス)
会場新宿ファーストウエスト3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み定員のため募集を締切りました。

2014年度

ロールシャッハ研修公開セミナー(2014年度その2)

「摂食障害の力動的解釈」 講師 馬場 禮子先生、中村 留貴子先生

当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年の継続研修と、年2回の「公開セミナー」を実施しています。
今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして「摂食障害の力動的解釈」をテーマに開催いたします。近年「摂食障害」という言葉が浸透し、多くの専門家がその治療に携わるものの、治療の困難さを感じることが多いのが実情です。摂食障害はパーソナリティの病理であり、表面的には軽く見える場合でも重い歪みを抱えています。摂食の問題を呈して来所する方々は、ひとまず「摂食障害」と診断されますが、自己愛的な問題を持つ中核的な摂食障害に限らず、スキゾイドや抑うつや家族の問題など様々な病理が考えられます。一人ひとりの心の問題に深く目を向け、それぞれの病理をきちんと把握することで、適切な治療への見立てを見出すことができます。
当日は、摂食障害を呈する一事例を取り上げて継起分析による力動的解釈を行い、その後、心理療法過程との照合を通して、事例の理解を深めていきます。その中で、摂食障害におけるロールシャッハ法解釈について検討し、問題や病理をどのように捉えて理解していくのかについて学んでいきたいと思います。

(午前の部)9:45~12:15
継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
 講師:馬場禮子先生
(午後の部)1:30~3:00
心理療法過程の検討
 講師:中村留貴子先生
      3:15~4:30
(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合)
 シンポジウム:摂食障害のロールシャッハ法解釈

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2015年2月1日(日)9時45分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料10,800円(税込)
※今年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)参加者は5,400円(税込)となります。
講師馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC千駄ヶ谷心理センター)
事例提供花岡 陽子(相州病院)
司会内田 良一(かながわ臨床心理オフィス)
会場新宿ファーストウエスト3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み定員のため募集を締切りました。

ロールシャッハ研修公開セミナー(2014年度その1)

「継起分析を中心とする力動的解釈(馬場法)を学ぶ」
量的分析、継起分析、そしてまとめ(パーソナリティ理解、臨床像や症状との関連づけ)

講師:馬場 禮子先生

当オフィスでは、ロールシャッハの力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、通年での継続研修と、毎年冬に「公開セミナー」(講師 馬場禮子先生、中村留貴子先生)を行っています。さらに昨年度からは、より集中的に力動的解釈を学ぶために、馬場先生を講師にお迎えして「公開セミナー(その1)」を実施しています。2014年度も、引き続き下記の通り開催いたします。
ロールシャッハの力動的解釈法である「馬場法」は、Klopfer (1942)やShafer(1954)が提唱した継起分析(Sequence Analysis)を、本邦において馬場(1995)が体系化したものです。その手順としては、summary scoring tableをもとに量的分析を行ない、その後に10枚の刺激に対する自我の働きと適応の過程を読み取りながら継起分析を進めていきます。ここまでの分析ができるようになるためには、事例の積み重ねによる熟練が必要となります。
今年度もこの研修会では、一つのケースを取り上げて、量的分析と継起分析を丁寧に進めていきます。量的分析と継起分析の結果を統合し、臨床像や症状との関連づけなど分析結果をひとまとまりのパーソナリティ理解にまとめあげていく過程について、日頃の臨床での疑問点を自由に質問しながら直接馬場先生から学んでいきたいと思います。

(午前の部)10:00~12:00
・力動的解釈(馬場法)について
・ロールシャッハ事例の力動的解釈
  スコアリング/量的分析
(午後の部) 1:15~ 4:30
継起分析
分析結果のまとめ
臨床像や症状との関連づけなど

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2014年6月29日(日)10時00分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。
受講料10,800円(税込)
※2014年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)への参加者は5,400円(税込)となります。
講師馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
司会内田 良一(かながわ臨床心理オフィス 所長)
会場新宿ファーストウエスト3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み定員のため募集は締め切りました。

2013年度

ロールシャッハ研修公開セミナー(2013年度 その2)

当オフィスでは、継起分析を中心とするロールシャッハ法の力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用を目的に、月1回通年の継続研修と、馬場禮子先生を講師として夏冬年2回の「公開セミナー」を実施しています。
今年度の第二弾である冬の公開セミナーは、講師に馬場禮子先生と中村留貴子先生のお二人をお迎えして「思春期・青年期におけるロールシャッハ法解釈」をテーマに開催いたします。思春期・青年期は、子どもから大人への過渡期であり、心身ともに不安定な時期です。第二次性徴に伴う身体の急激な成熟によって、潜伏期に確立していた子どもとしての同一性の平衡に変化と退行が起こり、Blos,P.が第二の分離-個体化と呼ぶ過程が始まります。そこでは、親から心理的に分離独立し、性的同一性や自我同一性といった大人としての個を確立していくことが課題となります。この時期には、衝動性の亢進や分裂(splitting)を基盤とした原始的なメカニズムが活発になり、様々な不適応や障害が呈されます。
日々の臨床の中で、私たちはロールシャッハ法にパーソナリティや病態把握のための資料を期待されますが、思春期・青年期の事例をまとめていくことのむずかしさがあります。当日は、思春期の一事例を取り上げて継起分析による力動的解釈を行い、その後、心理療法過程との照合を通して、事例の理解を深めていきます。その中で、思春期・青年期におけるロールシャッハ法解釈について検討し、問題や病態をどのように捉えて理解していくのかについて学んでいきたいと思います。

(午前の部)9:45~12:15
継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
講師:馬場 禮子先生
(午後の部)1:30~3:00
心理療法過程の検討
講師:中村留貴子先生
      3:15~4:30
(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合)
シンポジウム:思春期・青年期におけるロールシャッハ法解釈

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時2014年1月26日(日)9時45分~16時30分
定員120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料10,500円(税込)
※今年度ロールシャッハ研修セミナー(通年)参加者は5,250円(税込)となります。
講師馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC千駄ヶ谷心理センター)
事例提供森本 麻穂(かながわ臨床心理オフィス)
司会内田 良一(かながわ臨床心理オフィス)
会場新宿ファーストウエスト3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み募集は締切りました
申込み先かながわ臨床心理オフィス 相模大野オフィス

2012年度

第6回 ロールシャッハ研修公開セミナー

当オフィスでは、継起分析 (Sequence Analysis) による力動的解釈(馬場法)の習熟と臨床的活用のために、月1回での継続研修「ロールシャッハ研修セミナー」と、年1回の「公開セミナー(講師 馬場禮子先生、中村留貴子先生)」を実施しています。
私たちはパーソナリティを力動的に理解していく際に、自我の発達および機能水準(縦軸)とパーソナリティのスタイル(横軸)という二つの軸でアセスメントを行います。その縦軸においては、神経症的 (N.P.O.) から境界性 (B.P.O.)、さらに精神病水準 (P.P.O.) へと自我機能を連続的に捉える「Kernberg,O.の人格構造論 (personality organization)」を用いて病態水準を検討します。
公開セミナーでは、これまで神経症、境界性水準をテーマとして事例を検討してきました。今年度は「ロールシャッハ法における精神病現象 (psychotic phenomena)」をテーマに開催いたします。当日は、一つの事例を取り上げて継起分析による力動的解釈を行い、その後、心理療法過程との照合を通して、事例の理解を深めていきます。さらに今回は、精神病的現象のあらわれについて検討し、境界水準の分裂現象や原始的防衛機制との連続性や違いについて学んでいきたいと思います。

(午前の部)9:45~12:15
継起分析によるロールシャッハ法(事例)の力動的解釈
講師:馬場 禮子先生
(午後の部)1:30~3:00
心理療法過程の検討
講師:中村留貴子先生
      3:15~4:30
(ロールシャッハ法の力動的解釈と心理療法過程の照合)
シンポジウム:ロールシャッハ法における精神病現象

(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)

日時 2013年1月27日(日)9時45分~16時30分
定員 120名(定員になり次第締切となります。お早めにお申し込みください。)
受講料 10,500円(税込)
※今年度ロールシャッハ研修セミナー(年間)参加者は5,250円(税込)となります。
講師 馬場 禮子(中野臨床心理研究室)
中村留貴子(東京国際大学、SPC千駄ヶ谷心理センター)
事例提供 小嶋 嘉子(桜ケ丘記念病院)
司会 内田 良一(かながわ臨床心理オフィス)
会場 新宿ファーストウエスト 3階貸会議室(新宿駅西口から徒歩5分)
申込み 募集は締切りました

相州精神療法研究会(第18期)

この研究会は、各分野において指導的な立場で活躍する臨床家をスーパーバイザーに迎え、ケースカンファレンスを行います。受講者が提出したケースを力動的な視点から検討し理解することを通して、臨床の質的な向上を目指します。また、受講者の地域でのネットワークづくりにも貢献したいと考えています。

2012年
5月16日(水) ガイダンス
6月20日(水) 川畑友二(クリニック川畑)
7月18日(水) 馬場禮子(山梨英和大学大学院教授、中野臨床心理研究室)
9月19日(水) 平木典子(IPI統合的心理療法研究所)
10月18日(木) 狩野力八郎(東京国際大学教授)
11月30日(金) 小谷英文(国際基督教大学教授)
12月19日(水) 馬場禮子
2013年
1月16日(水) 中村留貴子(東京国際大学教授、千駄ヶ谷心理センター)
2月20日(水) 中村留貴子
3月13日(水) 岩崎徹也(東海大学名誉教授、相州メンタルクリニック顧問)
(この研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請の予定です。)
対象 守秘義務を守れる、精神科や各種の相談機関で精神保健に関する臨床経験をお持ちの方、臨床心理学等に関する大学院に在学中の方
日時 2012年5月~2013年3月 毎月第3水曜日19時~21時
(但し10月第3木曜、11月第5金曜、3月第2水曜日となります)
定員 30名
受講料 42,000円(税込)※2回の分割納入が可能です。
通年の参加が原則ですが、定員等に余裕のある場合に限り当日会員(5、250円)を募集することがあります。
詳しくは、事務局へお問い合わせください。
申込み 募集は締め切りました。
会場 相州メンタルクリニック(小田急線本厚木駅東口徒歩3分)


茅ヶ崎オフィス

神奈川県茅ヶ崎市幸町21-3
ユニマット茅ヶ崎駅前ビル7階

相模大野オフィス

相模原市南区相模大野3-12-12
相模大野セントラルプラザ2階

本厚木泉町オフィス

神奈川県厚木市泉町15-12 4階
相州メンタルクリニック心理室

本厚木中町オフィス

神奈川県厚木市中町4-6-9
あつぎ心療クリニック内3階

海老名オフィス

海老名市中央3-1-5 スカイビルエビナ5階
相州ビナシティメンタルクリニック心理室


TEL.042-702-0620



パンフレット